このスカウトサービス(キャリア支援)がどういった経緯で生まれたのか、今日はそんな話を少しさせていただきたいと思います。
ことの発端となった出来事は、入居者さんから受けた、「仕事の相談」でした。
私たちシェア180のスタッフは、スタッフもシェアハウスに住んだり、イベントや訪問時に入居者さんと接する機会が多く、親しい一友人として付き合うことも多くあります。
そんな中、仕事の相談を受けることが増えてきました。これは私山口の経験談なのですが、『私にはどんな仕事が合っているのか』といった悩みを聞くものの、自分の経験でしか答えられないのがもどかしくて…もっとプラスになるアドバイスをしたい!と考えるようになり、個人的に「キャリアコンサルタント」の資格を取得することにしました。
無事に2019年に資格を取得し、専門的な知識も得た上で、「さて、じゃあ入居者さんにはどんな事ができるだろう?」と考えるようになりました。
まずは、学んだ知識をもとに「お仕事悩み相談」からスタートしました。
相談会を開いたり、個別で相談を聞いたり。
そんな中で、ある懸念点がでてきました。
「この人、こうゆう仕事があっているんだろうな」
その先、仕事の紹介は私たちではできない・・・。
一緒に就職先を探すことはサイト上でもできるのですが、それだとやや無責任になってしまわないか・・・とも思い、「信頼できる企業さんを自分たちで見つけ、繋げたい」と思うようになりました。
そこで始めたのが、このスカウトサービスです。
・まず会話を通して自身と向き合ってもらい、職務経歴書風のプロフィルシートをつくる
⇨自分の気づいていなかった強みを知ったり、本当に転職すべきかどうかもちゃんと向き合ってもらう。
求職者側にしてもらうことは、上記の内容です。
本来、キャリアコンサルタントの立場では、専門分野以外で関わりをもつ“二重関係”を避けるべきと言われていますが、私はそこをあえて利用して、「よく知っているからこそ見える点」に視点を当てました。
もちろん、時にはその二重関係が悪く働いてしまうこともあるかと思い、プロの視点も取り入れるべく、信頼できる人材紹介会社を自分で探し出し、2社と契約を結びました。
※スカウトサービス以外にも、一般的な職業紹介ができるよう免許も取得・人材紹介会社とも提携しました。
「企業とのマッチング」を整えるために、180独自でも受け入れ先となる企業を開拓し、社長や人事担当者と求める人物像などの情報を共有しました。
私たちはこのサービスをメインの事業としてはおらず、あくまで「シェアハウスに住む入居者さんのためにできること」として始めた事業のため、まだまだこれから取り組んでいく事業になりますが、実際にはすでに一人のマッチングに成功しています。
私は、シェア180の採用も担当していて、『この会社で働いて楽しい、この人に働いてもらえてうれしい』と感じてもらえるよう両想いを目指し採用活動をしています。
この経験も生かして、転職希望者と企業の両方に寄り添っていきたいです。
スカウトサービスは、提携している企業さんから求人の依頼があった際に、180から適切であろう入居者さんをご紹介させていただくという方法を取っています。
(詳しくはこちら>>)
大切な入居者さんをご紹介することになるため、企業さんへの声かけも今後自分たちで実施していく予定です。
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